「良いアイデアは素晴らしい環境から生まれる!」
ランドーはクリエイティブに対するこだわりと同じくらいスタジオ環境にもこだわっていますが、他のスタジオはどうなんだろう?どんなこだわりを持っているのだろう?そんな疑問から始まったの が、この企画。素晴らしいスタジオ風景を定期的に紹介しています。
第二回目は、昨年10月に本社を東京ガーデンテラス紀尾井町に移転した「Yahoo! JAPAN」。イノベーションを生み出すオフィスをぜひご覧ください!
「良いアイデアは素晴らしい環境から生まれる!」
ランドーはクリエイティブに対するこだわりと同じくらいスタジオ環境にもこだわっていますが、他のスタジオはどうなんだろう?どんなこだわりを持っているのだろう?そんな疑問から始まったの が、この企画。素晴らしいスタジオ風景を定期的に紹介しています。
第二回目は、昨年10月に本社を東京ガーデンテラス紀尾井町に移転した「Yahoo! JAPAN」。イノベーションを生み出すオフィスをぜひご覧ください!
東京ガーデンテラス紀尾井町は、なんとランドーから徒歩五分という近さ。ホテル「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」のネーミングをはじめ、レストランやバーのネーミング&ブランドマークを手がけた馴染み深い場所です。
今回オフィスを紹介してくださるのは、オフィス最適化推進部のお二方。写真は受付に設置されている公式キャラクター「けんさく」と「えんじん」の前で。
明るく開放的な受付フロア。壁や床は構造用合板やOAフロアの素材そのままを仕上げとして使用していますが、これはオフィス全体を通して未完成な(常に進化する)ことを意識しているからだそうです。
驚いたのがMTGルーム。とても会社とは思えない個性的な装いですが、これは、ヤフーのサービスの6つのカテゴリーを表現しているのだそう。ここは「買う」のゾーンなのでお店風になっています。
奥に進むと窓に面して開放的なスペースが。ここは「暮らす」のゾーン。おうちのリビングをイメージした明るくて気持ちのよいスペースです。毎回の訪問のたび、こんどはどんな場所で打ち合わせができるのか想像してワクワクしますね。
インターナルスペースはエリアごとに色分けされており、広い空間をできるだけ直感的に使えるよう工夫されています。また、靴を脱いで仕事ができる芝生スペース等もあり、リラックスして仕事をできるスペースがあることが印象的です。
さらに同じフロアには畳のスペースも。必要に応じて仮眠など休息を取ることで、リフレッシュして仕事のパフォーマンスを高めることを目的にしたスペースということです。
そして社員食堂。いわゆる社食とは一線を画した空間にビックリ。
他のフロア同様、画一的な空間とせず、様々な空間構成となっています。
こんなオフィスで仕事をしてみたいという方は、社員でなくても利用できるコワーキングスペース「LODGE(ロッジ)」へ。
「LODGE(ロッジ)」は、社内外のコミュニケーションを促進するために作られたコワーキングスペース。個人でも複数でも目的に応じて仕事ができる環境となっています。
食堂とカフェが併設されているので、ランチやお茶をしながら打ち合わせすることもできます。現在はキャンペーン中で、受付をすればLODGEの1 Day利用が無料となっています!
※LODGE詳細は下記をご覧ください。
https://lodge.yahoo.co.jp/
移転前はフロアに300人〜400人もの社員がいたにもかかわらず非常に静かで、カルチャー的にもフリーアドレスには懐疑的だったそうです。しかし、新しいオフィスは単なるフリーアドレスではなく、沢山の選択肢がある空間をその日のスケジュールに合わせて回遊できる、自ら考えて行動することを促す空間となっています。
「新しい何かを生み出すためには、新しい人同士が触れ合い、何かがぶつかっていくことが大事」「社員自身が考えて環境を作っていけるようなオフィス空間作りを考えている」と話してくださいましたが、Yahoo! JAPANの新しい本社は「イノベーションを生み出す」ための、ひとつの理想形と言える環境ではないでしょうか。そして常に未完成で進化し続ける環境が、数年後にどのように変化を遂げるのかとても楽しみです。
Yahoo! JAPANの皆さん、どうもありがとうございました!
記事:Yosh Oshima / Creative Director
写真:Shohei Soeda / Designer