Case 5『日建グループ』の裏側

Case 5 ブランドエンゲージメント

日建グループ

山崎 正美子(ブランディング・マネジャー)

書籍『事例で学ぶブランディング ランドーのデザイン戦略大公開』に収録する事例をプロジェクト担当者が舞台裏や背景を交えながらご紹介します。

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このプロジェクトにどのように関わったのか?

日建グループのブランディングプロジェクトでは、新ブランドのガイドライン開発やブランドリーフレットをはじめとするアプリケーション制作の過程から参画してきました。特にブランドローンチ後から始めて足がけ3年となるブランドエンゲージメントの活動は、私自身にとっても貴重な体験となっています。

特に日建グループでは、「インテグレーター」と呼ばれるアンバサダーの方々がエンゲージメントにおける重要な役割を担っているため、選定においては、定量的な数字から絞り込むだけでなく、定性的な観点が必要とされました。同社のように社員数の多い企業のアンバサダー選定では精査する情報が多く、一つひとつの回答内容を丁寧に拾い上げるといった根気のいる作業も伴いました。しかし、「インテグレーター」となった方々と直接お会いし、彼らがブランドを理解し、ブランドを浸透させるための活動を自発的に考え取り組む姿を目にすることで、大きなやりがいを感じています。

『事例で学ぶブランディング』発売に際して皆様へのメッセージをお書き下さい。

ランドーで蓄積された知見を詰め込んだこの1冊。本当に、大公開という内容になっています。国内外の幅広いプロジェクトを紹介し、そのプロセスも詳細に掲載されています。ブランディングとは何かということを知りたい方から、普段からブランディングに携わられている方まで幅広い層の皆さんに有益な内容となっています。

日建グループを事例として紹介したブランドエンゲージメントは、昨今相談案件として増えていて、全世界のランドーオフィスでもグローバルスケールで新たな戦略を日々活発に生み出している熱い領域です。

このようにニーズの高い領域でありながらも、社内事情を共有することも多いため事例として公開することは勇気がいることだと思います。そうした中、日建グループの皆様が快く掲載許可をくださり一冊の書籍となったことに心から感謝申し上げます。同社がどのようにブランドを活用し社内浸透を進めたか、という貴重な体験や様子を、手にとってじっくりお楽しみいただけたら幸いです。

山崎 正美子(Mamiko Yamazaki)

ブランディング・マネジャーとして、デザインコンセプト開発からデザインガイドライン、ブランドエンゲージメントの策定まで一貫して参画。商品ブランディングからコーポレートブランディングまで、幅広く担当する。ランドーで担当した主なクライアントは、P&G、三井不動産、日建設計、日経BP、森永乳業など。

LandorBook_0事例で学ぶブランディング
ランドーのデザイン戦略大公開
ISBN:978-4-8025-1144-5
定価:本体2,800円+税
仕様:B5判/192ページ
出版社:ビー・エヌ・エヌ新社 (2020/4/20)
著者:ランドーアソシエイツ
デザイン:ランドーアソシエイツ
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