Case 3『スタジアム』の裏側

Case 3 スタートアップブランディング

スタジアム

村田 智海(ブランディング・マネジャー)

2020年4月に発売した『事例で学ぶブランディング ランドーのデザイン戦略大公開』に収録する事例をプロジェクト担当者が舞台裏や背景を交えながらご紹介します。

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このプロジェクトにどのように関わったのか?

マネージメントへのインタビューから、Webサイト用の写真撮影まで、全ての工程を遂行するリーダーとして参画しました。

本プロジェクトは、戦略の構築から名称、ブランドマーク開発、Webサイト構築などの開発が通常の期間よりも1/3から2/3ほどの短期集中型であったのですが、ほぼ全ての打ち合わせに意思決定者である太田靖宏氏が参加し、その場で様々な決断をされたことから、プロジェクト全体のスピード感は圧倒的でした。

「熱中」というブランドアイデア(核)が決まってからは、新会社にとっての「熱中」とは何かという議論を何度も重ね、名称やブランドマーク開発においても、いかに「熱中」を表現できるかを軸に様々なアイデアを検討していきました。

「一歩を踏み出し、世の中に足跡を残す。」

チームで熱中して進み続ける新会社らしさを、名称やブランドマーク、アプリケーションへの展開などで体現できたと考えています。

『事例で学ぶブランディング』発売に際して皆様へのメッセージをお書き下さい。

ブランドの核となるコンセプトは、何十年、場合によっては百年以上、そのブランドを牽引する言葉となる可能性があると考えています。

耐久性があり、人の行動にドライブがかかる言葉。固有のストーリー。

それらを見つけるためには、マネージメントから言葉を引き出し、粘り強く議論を重ね、磨き、研ぎ澄ませていくプロセスが大切であることを改めて認識しました。

スタジアムという固有のストーリが、飛躍し、羽ばたいていくことを、これからもサポートできたらと思っています!



		

村田 智海(Tomomi Murata)

慶應義塾大学経済学部卒業後、Mindshareを経て、エアアジア・ジャパンの立ち上げに従事した後、ランドーに入社。様々なグローバルブランドにおいて、ブランド戦略の構築から、マーケティングプランの策定・実施を推進してきた経験を持つ。

LandorBook_0事例で学ぶブランディング
ランドーのデザイン戦略大公開
ISBN:978-4-8025-1144-5
定価:本体2,800円+税
仕様:B5判/192ページ
出版社:ビー・エヌ・エヌ新社 (2020/4/20)
著者:ランドーアソシエイツ
デザイン:ランドーアソシエイツ
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