今回は故郷の韓国での研究が進んでいる電導性3Dプリンタでモノ作りに挑戦してみました。
普段から関わっているパッケージデザイン。その中でもちょうど目に入ってきたのはコカコーラの缶！缶の形を利用して、貯金箱の製作に取り組むことにしました。
Creative Lab: 伝導性3Dプリンタを使用した実装ラボ
まず、インターネットで350㎖缶の規格を調べたあと、オリジナル寸法を1.5倍にして簡単にスケッチを描きます。
この段階で、3Dプリンタが３Dに印刷することを考慮し、自動で部品を分割してくれます。
上下がふさがっている場合はガイドを外すことができず、コインを入れてから抜く状況も考慮して分割します。
スケッチを元にCADを利用してモデリングをします。
今回は「CAD NX」を使用しました。
部品別にモデリングした後、結合時の異常の有無や、間違いがないかを確認します。
確認後、3Dプリンタで印刷します。
部品別にモデリングを製作した後、結合時の異常の有無や間違いがないかを確認します。
確認が取れたら3Dプリンタで印刷します。
印刷後、ガイドなど必要のない部分を取り除き、表面を磨きます。
完成しました！
3Dを活用することで実際に触れ、使用する体験や、色や形状だけではなく素材の選択など幅広くデザインを考える視点を学ぶことができました。
新しい素材の活用や、環境に負担をなくす試みなど、さらに今後のデザインに活かしていきたいです。
SANG MI KIM / DESIGNER