パッケージデザインの仕事ではイラストを使用することがよくあります。
プロのイラストレーターさんに依頼することもありますが、できる限り意図したデザインを作るために自分で描くことを心がけています。
今回は同じモチーフに対してどれくらい多くのタッチで描くことができるか、
また、今まで描いてこなかったようなイラストにも挑戦した実験です。
パッケージデザインの仕事ではイラストを使用することがよくあります。
プロのイラストレーターさんに依頼することもありますが、できる限り意図したデザインを作るために自分で描くことを心がけています。
今回は同じモチーフに対してどれくらい多くのタッチで描くことができるか、
また、今まで描いてこなかったようなイラストにも挑戦した実験です。
まずは明らかに手で描いていないイラストから。
続いて水彩で。2枚目は少しニュアンスを変えながら色のにじみをしっかり表現。
ここからは初めて描くタッチです。
色鉛筆でちょっとラフに。
油絵のような筆の流れをしっかり残してみました。
和風のタッチに。
今回はここまでです。
普段描かないようなタッチに挑戦することでイラストの理解が深まり、
また、もっと表現力を広げたいと思いました。
なお、すべてのイラストは手描きではなく、IllustratorとPhotoshopを使用して描いています。(ペンタブレットを使っているのでほぼ手描きのような感覚ですね)
イラストは上手いだけではなく、パッケージ上でしっかり見えているか、美味しそうか、分かりやすいか、様々な状況を考慮することが必要です。
イラストをすべて分解できると、色や形を一つ一つ検討しながら調整することが常にできます。
もちろん手描きにしか出せない良さもありますが、少しでも完成度を上げて長く売れる商品をデザインするために、今後も自分で多くのイラストを描いていきたいです。
Shiro Yonemori / Senior Designer