Studio Visit: 東京コミュニケーションアート専門学校

「良いアイデアは素晴らしい環境から生まれる!」

ランドーはクリエイティブに対するこだわりと同じくらいスタジオ環境にもこだわっていますが、他のスタジオはどうなんだろう?どんなこだわりを持っているのだろう?そんな疑問から始まったのが、この企画。素晴らしいスタジオ風景を定期的に紹介しています。

第8回は「東京コミュニケーションアート専門学校(以下TCA)」。TCAの学生がこれまでランドーにインターンとして何名か来られていて、それがきっかけで今年の8月に移転した西葛西の新校舎にお伺いしました。

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コンセプトは「開かれた校舎」で、8:45に教員がこのエントランスに出て毎日学生に挨拶をしているということです。

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設計はゲンスラーアソシエイツ、デザイン監修はTCAの名誉学校長である奥山清行氏率いるKEN OKUYAMA DESIGNです。1FにはOkuyamaさんのドローイングが!

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1Fから2Fにあがるアプローチ。各フロアでテーマカラーが決まっているそうです。

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今日も笑顔であいさつを。社会人を育成するのに大切なこととして校内に貼られたスローガン。

教職員が携帯できるように行動指針や心得が書かれていたカードも作成されていました。人間教育、実学教育、国際教育を3本の柱としています。

階段を上がった2Fのフロアには産学連携したプロジェクトのケースが紹介されていて、来校する高校生や企業の方々へTCAのプレゼンスを発信するスペースとなっています。毎週開かれているというオープンキャンパスもこのフロアで行われるそうです。

同じく2Fの教授陣紹介のコーナー

4F:テーマカラーはオレンジでアニメ、漫画系の学生が利用するフロア。こちらのテーブルの天面もホワイトボードになっていて、学生が自由にディスカッションできるように各フロアにコミュニケーションスペースを設けています。

5F:テーマカラーはグリーンでデジタル系の学生が利用するフロア。モーショングラフィックをやっているので背景はグリーンとのことです。

6F:テーマカラーはピンクで各教室にはMacが整然と置かれています。校舎内にMacが525台あるそうです。通路の反対側にはアクティブラーニングのフリースペースとしてコミュニケーションスペースが設けてあり、テーブルの天面はホワイトボードにもなり、外して立てかけることもできるようになっています。

7F:図書室と教務室のあるフロアで、テーマカラーはブルー。学生と教員が近い距離にいられるようアイランド型のカウンターを設けています。個人レベルで集中して作業ができるブース、

複数人で向き合ってミーティングができるような大きめのブース、外の風景を見ながら作業ができるよう工夫されたPCスペースなど、目的に応じた使い分けができるよう工夫されています。

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8F:ラウンジフロア。 昼食をとったり、自習をしたりと使い方は様々。オープンデッキもあり、夕方には暮れ行く空を眺めながら仲間とデザイン談義も。最近の分煙ブームと学生の喫煙者減少に伴い、喫煙スペースは設けていないとのことでした。

今回新校舎内のツアー及び、コンセプトを説明いただいた副校長/教務部長の大竹さん。クリエイターをどう創造(教育)するかを新校舎のテーマとし、「創造力校舎」と呼んでいる。そのためにコミュニケーションをキーワードに、いかに優れたクリエイターに学んでもらえるかを工夫しているとのことです。また「開かれた校舎」を目指すにあたり、セキュリティをどうするかという課題に対しても取り組んでいるとお話されていました。

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かつてランドーにてデザイナーとして活躍されていた篠塚学校長に、クリエイティブディレクターの大島がTCAのブランドに対する想いについてヒアリングしました。

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TCAの皆さん、貴重なお話と時間をありがとうございました!

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記事:Kotaro Kaneda / Business Development Manager

写真:Shohei Soeda

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