「良いアイデアは素晴らしい環境から生まれる!」
ランドーはクリエイティブに対するこだわりと同じくらいスタジオ環境にもこだわっていますが、他のスタジオはどうなんだろう?どんなこだわりを持っているのだろう?そんな疑問から始まったのが、この企画。素晴らしいスタジオ風景を定期的に紹介していきたいと思います。
第一回目は、日本デザインセンターと中川憲造さんが共同出資してつくったデザインプロダクション「NDC Graphics」。ランドーと同じ海(港)の香りがするスタジオをぜひご覧ください!
「良いアイデアは素晴らしい環境から生まれる!」
ランドーはクリエイティブに対するこだわりと同じくらいスタジオ環境にもこだわっていますが、他のスタジオはどうなんだろう?どんなこだわりを持っているのだろう?そんな疑問から始まったのが、この企画。素晴らしいスタジオ風景を定期的に紹介していきたいと思います。
第一回目は、日本デザインセンターと中川憲造さんが共同出資してつくったデザインプロダクション「NDC Graphics」。ランドーと同じ海(港)の香りがするスタジオをぜひご覧ください!
スタジオは横浜馬車道の新港地区と海岸通りを結ぶ万国橋の袂にある「創造空間 万国橋SOKO」。もともと物流倉庫として直接船から搬入できるような作りになっているため、建物にも当時の名残りがあります。
「NDC Graphics」は万国橋SOKOの2階。入り口からは一直線にのびた通路の先に壁一面の本棚が見えます。初めて訪れる方は、この入り口からワクワクしてきますね!
中に入ると左手に展示スペース。緩やかな傾斜のついたテーブルに飾られているため、たいへん見やすく、思わず手にとって見たくなります。
通路を進むと長いテーブルがあり、本棚の奥側がワークスペースとなっています。広さを活かして囲わずにオープンなスペースを心がけているとのこと。
忙しい時間帯にもかかわらず、温かく迎え入れて頂きました。
中川さんとは日本タイポグラフィ協会でもご一緒していることもあり、スタジオの話に留まらず日本のデザイン、タイポグラフィまで様々なお話を伺うことができました。スタジオのあり方、サービスを百貨店に例えられたお話など大変わかりやすく、また、NDC Graphicsとランドーの違いなども、改めて自分たちのあり方を認識できるきっかけにもなりました。
「夢は天井高く持つこと。夢を持つことでチャンスがやってくる。その延長線にこのスタジオがある。」とおっしゃってましたが、夢だけでなくスタジオの天井も高く(6メートル!)、まさに想いと環境が一致した素晴らしいスタジオでした。中川さんをはじめスタッフの皆さん、どうもありがとうございました!
記事:Yosh Oshima / Creative Director
写真:Shohei Soeda / Designer